他人の心を自由にコントロールし、思うままに操るメンタリストとは!!
メンタリストとは、メンタリズムを行う人である。
メンタリズムは、心理学、人間の特性、運動力学、催眠を利用して人の心理を読み、行動をコントロールするテクニックであり、どれも相手に気付かれずに作用する。ゆえに、非常に危険でパワフルな心理ツールである。
メンタリズムには、7つのテクニックがある。
1.場面把握
2.観察
3.アセンブリ
4.条件付け
5.マッチング
6.マーキング
7.話法
メンタリズムの基本は、この中の「観察」だ。「観察」は、相手を見て、その表情や体に表れる変化を読むことから始まる。目線や唇の動き、姿勢、ちょっとした仕草などあらゆる面から相手の情報を得る必要がある。
観察の仕方に「能動的な観察」があり、特に重要。「能動的な観察」とは、相手に何かを言ったとき、それに対するリアクションを見ることである。自分の働き掛けに対して相手がどう反応したのか。この反応データの積み重ねが実際に役立つ活きたデータとなる。
顔の中の目と口を基本的に観察しよう。それらは顔の中で最も表情が出やすく心理を読み取りやすい。人は自分が思っている以上に、表情や仕草をコントロールできず、感情が表れてしまう。
「観察」で得られた情報を「無意識」ではなく、「意識」に入れることがメンタリズムの重大な基礎となる。普通なら見逃してしまうような相手の表情や仕草を意識的にみて情報として得る。また「観察」は他のテクニックの根本的なものである。
その他の6つのテクニックについて
「場面把握」は、人間の言動には必ず、その場に応じた「ふさわしい言動」と「ふさわしくない言動」があり、これを分析する。
「アセンブリ」とは、配置という意味である。人の思考や感情は空間的に配置されている。
「条件付け」とは、相手の心のなかにあるイメージや反応を特定の動作と結び付けてしまうことである。
「マッチング」は、「共感」や「信頼関係」を意識して作り出す。
「マーキング」とは、最も相手に訴えかけたい事をなんらかの形で意識されないように強調し相手に暗示的に埋め込み潜在意識に働きかける方法である。
「会話術」は、言葉によるコミュニケーションのテクニック。
メンタリストを知りたい人はまず読んでほしいのが以下の本である。上記の内容の具体的な例や方法(アナログマーキング、イエスセット、クラスター法など)が書いている。
他人には見えない動きを、あなただけはそれを知り操ることができるだろう!!
DaiGoメンタリズム 誰とでも心を通わせることができる7つの心理法則 (中経の文庫)
- 作者: メンタリスト DaiGo,眉村神也
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